- 副業でWebライターを始めようと思っているんだけど……
- どんな仕事内容なのかよくわからない、きついの?
- 本気でWebライターを目指すから、仕事内容を詳しく教えて!
副業を始めようとした人が「Webライターはどれぐらい稼げるの?」と報酬について気になるケースは非常に多くあります。
僕は未経験からWebライティングの勉強をして、現在はフリーランスWebライターとして活動しています。しかし最初は必要なスキルがわからず、なかなか稼げませんでした。
そこでこの記事では、副業初心者でもスキルを磨き月5万円を稼げるよう、Webライターに必要なスキルや知識から始め方までまとめて解説します。
この記事を読めば「副業Webライターで月5万円稼ぐ方法」が全てわかります。
パソコンの苦手だった僕が、Webライターで月5万円稼いだノウハウや経験を凝縮しました。収入を上げるために、自分のスキルセットをアップデートしたいしたい人は最後まで読んでください。
またフリーランスWebライターになりたいという方にはこちらの記事がおすすめです。
> フリーランスになる方法【Webライター初心者ロードマップ】
Webライターとは?
Webライターとは、インターネットを使って文章を執筆する仕事のことです。
Webライティングでは「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンから、多くの読者に読まれる文章を書く能力が求められます。
【ブロガーとWebライターの違い】
- ブロガー:自分が伝えたいことを書く
- Webライター:クライアントが求めることを書く
Webライターの平均年収
正社員Webライターの年収は、約450万円が平均です。(マイナビ転職 職種別 モデル年収平均ランキング)
日本人の年収は約440万円が平均なので、Webライターは比較的稼げる仕事になります。(国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査)
フリーランスのWebライターの年収は200〜400万円です。(フリーランス白書2023)
> スキルなしでフリーランスになるには?30代未経験から独立できるおすすめの職種を紹介
【実体験】Webライター1年目の収入を公開
Webライター1年目の収入・経費・税金などの内訳を紹介します。
金額(万円) | |
収入(クライアントワーク) | 120 |
控除 | 172 |
– 基礎控除 | 48 |
– 青色申告特別控除 | 65 |
– 保険料等控除 | 59 |
経費 | 51 |
– 地代家賃 | 20 |
– 通信費 | 2 |
– 水道光熱費 | 9 |
– 接待交際費 | 2 |
– 固定資産税 | 7 |
– 消耗品費 | 2 |
– 外注工費 | 6 |
– その他経費 | 3 |
税金 | 0 |
– 所得税 | 0 |
– 住民税 | 0 |
社会保険 | 0 |
– 国民健康保険(被扶養者) | 0 |
– 国民年金(第3号被保険者) | 0 |
> 30代未経験からWebライターになる方法【在宅仕事で月10万円】
Webライターの仕事内容
Webライターが行う仕事内容は次のとおりです。
・SEO記事の執筆
・インタビュー記事の執筆
・ブログ記事の執筆代行
・メルマガの企画作成+執筆
・公式LINEの企画作成+執筆
・LPの制作
・電子書籍の執筆代行+編集
・SNSの運用代行
・YouTubeの台本作成
記事の執筆に特化しているWebライターもいれば、幅広く仕事を受けているWebライターもいます。
> 【現役Webライターの一日の仕事風景】執筆文字数やスケジュール術を公開
Webライターの働き方【フリーランスと会社員の違い】
Webライターには大きく分けて2通りの働き方があります。
- 会社員Webライター
- フリーランスWebライター
1つ目が、正社員としてライティングの仕事をするWebライターです。
Webマーケティング会社などの、企業に所属する働き方になります。
一方で、企業に雇用されていないフリーランスという働き方もあります。クラウドソーシングサイトを使って自分で仕事を受注するのが一般的です。
副業でWebライターとして活動する場合は、後者のような働き方になります。
Webライターに必要なスキルや知識
Webライターに必要なスキル、知識は次の6つです。
- ライティングスキル
- リサーチ力
- 構成力
- コミュニケーションスキル
- SEOの知識
- WordPressの知識
ライティングスキル
Webライターは、基本的な文章力が必要になります。
読者に分かりやすい言葉を使い、一文ごとに短くしましょう。
ライティングスキルを磨く方法は、独学でも可能です。
> 【Webライター独学勉強法】未経験からライティング基礎を身につける練習方法を解説
リサーチ力
Webライターの仕事をする上で、「リサーチ力」が必要です。
独自性の高い記事は、リサーチにかけた時間で決まります。
実際に「自力でリサーチできる方」という、条件付きの案件が多くあります。
リサーチ力を磨くために、分からないことを自分で調べるクセを習慣にしましょう。
構成力
Webライターは、記事全体を通して内容を明確に伝える構成力が必要です。
記事の構成は全体において重要な役割であり、構成力がないと記事の質が低くなってしまいます。
構成力を身につけることで「伝える相手と内容」が明確になり、執筆速度が上がります。
コミュニケーションスキル
Webライターは文章を書く以外にも、クライアントとのやり取りが多い仕事です。
そのため「細やかさ」と「こまめな報連相」が必要になります。
基本的にはメールやチャットなど、テキストコミュニケーションが多いので、意思が伝わりにくいこともあります。
だからこそコミュニケーションスキルは、クライアントの信頼を得るために重要なのです。
SEOの知識
WebライターはSEOの知識を学ぶことで、確実に単価アップできます。
なぜなら、SEOで集客すればクライアントの売上アップに貢献できるからです。
実際に「SEOの知識がある方」という条件付きの案件が多くあります。
継続依頼を取るために、SEOの知識を身につけましょう。
> SEOライティングの勉強は独学でできる?【Webライター初心者向け】
WordPressの知識
WordPressの知識と使い方を学ぶことで、ライバルと差をつけられます。
WordPressに対して苦手意識を持った、Webライターは多いはずです。
実際に「ワードプレス入稿ができる方」という条件付きの案件が多くあります。
WordPress使えるだけで仕事の幅が広がるし、単価アップの交渉も可能です。
具体的には下記のスキルを身につけてください。
- 見出しの使い方
- 吹き出しやボックスなどの使い方
- 入稿作業
特別難しくないので、WordPressを開設、実践してみましょう。
> Webライター初心者向けWordPress入稿方法と簡単なブログの始め方を解説
>【初心者Webライター向け】おすすめの無料テーマは「Cocoon」である5つの理由
Webライター初心者が副業で月5万円稼ぐための5ステップ
特別なスキルや才能がなくてもしっかりと準備すれば、副業で月5万円は目指せます。
未経験から副業で月5万円を稼ぐための5ステップは次のとおりです。
- ステップ①Webライターに必要な道具を準備する
- ステップ②クラウドソーシングサイトに登録する
- ステップ③単価0.7円以上の案件に応募する
- ステップ④記事を執筆して納品する
- ステップ⑤Webライターとしての初報酬を得る
ステップ①Webライターに必要な道具を準備する
Webライターに必要な道具はパソコンです。Webライターの仕事に高性能なパソコンは必要ありません。
ワードや、エクセルが動かせる程度の性能でOKです。CPUはCore i3、メモリ8GB、SSD256GB程度で十分です。
たとえば、下記のパソコンを選んでおけば数年間は戦ってくれるでしょう。
ステップ②クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターとしての仕事を受注するために、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトの種類は多くありますが、Crowd Works(クラウドワークス)とLancers(ランサーズ)への登録をおすすめします。
> Webライター向けクラウドソーシングサイトおすすめ33選
ステップ③単価0.7円以上の案件に応募する
クラウドワークスやランサーズに登録できたら案件に応募しましょう。
数多くの種類の仕事案件がありますが、『単価0.7円以上の仕事』に絞って応募することをおすすめします。
なぜなら、低い単価(単価0.7円未満)の仕事では、時間ばかりかかり消耗してしまうからです。
> クラウドソーシングで受注率の上がる提案文の書き方とは?【テンプレ公開】
ステップ④記事を執筆して納品する
次にWebライターとしての執筆活動のスタートです。
記事執筆の目標は「継続して依頼される」ことで、Webライターの収入は「文字単価×文字数」で決まります。
たとえば文字単価1.0円の案件で月5万円を目指す場合、3,000文字の案件が約20本です。
1記事あたり文字単価1.0円×3,000文字=3,000円。
3,000円×月間20記事=60,000円
クラウドソーシングサイトの手数料が20%なので60,000×80%=48,000円
実際は文字単価1.0円以上の案件を20本受注するのは難しく、案件のチェック、提案文の作成など時間が足りません。
執筆する記事数を増やすためには、継続して依頼されることが必要です。一度仕事を受注したクライアントから継続して仕事を受注できれば、記事執筆に集中できるようになります。
また、Webライターとしての実力が認められれば文字単価アップの提案もしやすくなるはずです。文字単価が2倍になると、報酬も一気に2倍になります。
クライアントの信頼を得るために、ライティングの基礎を学びましょう。
> 【Webライター独学勉強法】未経験からライティング基礎を身につける方法を解説
ステップ⑤Webライターとしての初報酬を得る
記事執筆が終わったら報酬を得ましょう。
各クラウドソーシングサイトで「締日」と「振込予定日」が設定されています。
また、手数料は掛かりますが、急ぎの振込に対応しているサイトもあります。
報酬を受け取る際の銀行は、楽天銀行がおすすめです。報酬が振り込まれる際には、振込手数料がかります。
楽天銀行へ振り込む場合「クラウドワークス」「ランサーズ」どちらでも、振込手数料を80%カットできるのでおすすめです。
クラウドワークス | ランサーズ | |
楽天銀行 | 100円 | 110円 |
楽天銀行以外の各種銀行 | 500円 | 550円 |
> クラウドワークスの手数料は高すぎ?振込対策と手数料を抑える方法は?
Webライターに向いている人の特徴4つ
Webライター向きである人の特徴は次の4つです。
- 文章を書くのが好きな人
- 筋道を立てて説明するのが得意な人
- ひとりでコツコツ作業できる人
- 情報収集が得意な人
1.文章を書くのが好きな人
Webライターは文章を書く仕事なので「ライティングが楽しい」ということは重要です。
3,000文字程度の文章を書くには、少なくても約2時間かかります。
Webライターの仕事は、記事をできるだけ多く執筆することが求められます。
文章を書くのが好きな人は、成功できる可能性が高いでしょう。
2.筋道を立てて説明するのが得意な人
Webライティングの記事構成には、内容を誰にとってもわかりやすく伝えられる論理的な能力が必要です。
・学生時代に勉強を教えるのが得意だった
・道案内をして感謝された
論理的な説明が得意な人は、Webライター向きです。
3.ひとりでコツコツ作業できる人
Webライターの仕事は、パソコンの画面と向き合う時間が長い仕事です。
ひとりでコツコツ孤独に作業できる人は、Webライターに向いています。
4.情報収集が得意な人
Webライターの仕事では、知識のないジャンルでも、書籍やWebサイトで調べながら執筆します。
Webライターの仕事において「リサーチする」ことは必須です。
気になることを検索したり、書籍で情報収集したりするのが得意な人は、Webライターの素質があります。
Webライターに向いていない人の特徴3つ
Webライターに向かない人の特徴は次の3つです。
- プライドが高すぎる人
- スケジュール管理が出来ない人
- 営業をしたくない人
1.プライドが高すぎる人
Webライターの仕事では、納品後にクライアントから記事の修正依頼があります。厳しいフィードバックをされると、腹が立つ人もいるかもしれません。
しかし、Webライターの仕事には修正依頼があるという「気持ちの切り替え」が必要です。
あまりにもプライドが高ぎる人は、Webライター向きではないかもしれません。
ちなみに、厳しいフィードバックをくれるクライアントほどライターに期待しています。
「このライターは、本当はもっとやれるはず!」そう思って厳しく伝えているはずです。
2.スケジュール管理が出来ない人
Webライターの仕事ではスケジュール管理能力が必須になります。
なぜなら、期日を守れないWebライターには仕事の継続依頼はこないからです。
- 100点の記事を期日に遅れて提出する
- 80点の記事を期日より早く提出する
実際にクライアントからの評価が高いのは後者の方です。
3.営業をしたくない人
Webライターとして仕事をしていく際に、営業力は必須です。
クラウドソーシングサイトに好条件の仕事が募集されると、応募が殺到します。人気案件を受注するためには、提案文の工夫が必要です。
「ライティングだけやりたい。営業はしたくない」という人は、Webライターに向いていないかもしれません。
初心者から副業をするならWebライターがおすすめである3つの理由
初心者から副業をするなら、Webライターをおすすめする理由は以下の3つです。
- 在宅で稼げる
- 会社員経験を活かせる
- 正しく学べば確実にスキルアップできる
1.在宅で稼げる
Webライターの最大のメリットは、パソコン1台あればすぐに仕事がスタートできることです。
低価格のパソコンで十分なので、初期コストはほとんどかかりません。
物販ビジネスのように、在庫管理や仕入れのための移動も不要です。
Webライターは在宅が基本なので、家事や育児をしながら仕事ができますよ。
2.会社員経験を活かせる
会社員経験を活かせることも、Webライターの大きな魅力です。
たとえば、転職経験があれば「転職ジャンル」という、単価が高いジャンルの記事執筆ができます。
会社員経験が豊富であるほど執筆ジャンルが広がるので、20代の若いライターと比較して有利です。
3.正しく学べば確実にスキルアップできる
パソコンが苦手で、ライティング初心者でもWebライターになれます。
なぜなら、正しく学べば確実に文章力は向上するからです。
読みやすい文章には型があります。センスや才能はあまり関係ありません。
未経験から独学でスキルアップできるのが、Webライターの魅力です。
> 【Webライター独学勉強法】未経験からライティング基礎を身につける方法を解説
初心者Webライターにおすすめの本、無料講座
Webライター初心者におすすめのWebライティング本は
- 「マクサン式Webライティング実践スキル大全」
- 「デジタル時代の実践スキル Webライティング 読者が離脱しない、共感&行動を呼ぶための最強メソッド」
- 「文章で金持ちになる教科書」
- 「ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術 ブログライティングの教科書」
- 「100倍売れる文章が書ける! Webライティングのすべてがわかる本」
> Webライター初心者におすすめの独学本【2023年に勉強すべき厳選5冊】
Webライター初心者におすすめの無料で学習できる動画と音声講座は
- 【リベ大】スキルアップチャンネル
- 佐藤誠一Webライターチャンネル
- たなざわ / Webライターチャンネル
- 書くことを仕事に|ライター中村Voicyチャンネル
- 聴くだけフリーランス講座
> Webライター初心者におすすめの講座は?無料でライティングを学ぶための教材を紹介
まとめ:Webライターは副業未経験でも始められる!
最後にもう一度内容をまとめます。
- Webライターとは、Webサイト上の記事を書くことを仕事にしている人
- 未経験者は「SEO記事の執筆」から始めるのがおすすめ
- 副業で始めるならクラウドソーシングサイトで仕事を受注するのがおすすめ
- フリーランスのWebライターの年収は200〜400万円
【Webライターに必要なスキルや知識】
- ライティングスキル
- リサーチ力
- 構成力
- コミュニケーションスキル
- SEOの知識
- WordPressの知識
Webライターは未経験から始められるので、まずは月5万円を目標に行動しましょう。
とはいえ、稼ぐ方法がわからないという人が多いはず。
稼ぐために必要なことは、具体的な文字単価と作業時間を知ることです。
ということで、僕が実際にクラウドワークスを使って受注した案件の実例を紹介します!
ぜひ下記の記事を参考に案件を受注して、稼ぐイメージを持ってください。