Webライターとは?副業未経験からの始め方・仕事内容・必要なスキルを徹底解説

Webライターの始め方
  • 収入の蛇口を増やすためにWebライターを始めようと思っているんだけど……
  • なんのスキルや資格もないので稼げるか分からない
  • 本気で実践するから、Webライターの始め方を教えて!

Webライターを始めようとした初心者が「まず何から始めればいいの?」と最初の始め方で迷ってしまうケースは非常に多いです。

僕は完全未経験からWebライターになるための勉強をして、1年目に月5万円を稼ぐことができました。しかしWebライターで稼ぐと決めるまでは、Web制作やブログで挫折して、たくさん遠回りしてきました。

そこでこの記事では、副業初心者でも迷わずにWebライターとしてまずは月5万円を目指せるよう、Webライターの始め方から稼ぐ方法までまとめて解説します。

この記事を読めば「Webライターで稼ぐためにすべきこと」が全て分かります。

パソコンが苦手だった僕が、Webライターとして稼げるようになったノウハウや経験を凝縮しました。副業Webライターで月5万円稼いで、収入の蛇口を増やしたい人は最後まで読んでください。

またフリーランスになりたいという方にはこちらの記事がおすすめです。

> フリーランスにスキルなしでなれる?未経験30代から1年でWebライターになった方法

Webライターとは

WebライターとはWeb上の文章を執筆する仕事のことです。

Webライターが行う、WebライティングではGoogleやYahoo!などと言った検索エンジンやSNSから多くの読者に読まれる文章を制作することが求められます。

Webライターの仕事内容

webライター 独学

Webライターが行う仕事内容は多岐にわたります。

というのも、Web上には、企業サイトに記載する文章やブログ記事、メルマガ、LP(ランディングページ)、Kindle、SNS(Twitter、Instagram、Facebook)など様々な文章が存在するからです。

媒体を絞って仕事をしているWebライターもいれば、どんな媒体の仕事でも受注しているWebライターもいます。

会社に所属するかフリーランスになるか

Webライターには大きく分けて2通りの働き方があります。

1つ目が、会社員やアルバイトとしてライティングの仕事をするWebライターです。企業の専属ライターとして活動したり、Webマーケティング会社に所属するWebライターがいます。

2つ目が、フリーランスのWebライターです。

フリーランスのWebライターはクラウドソーシングサイトを利用して仕事を受注するのが主流です。近年は、副業でWebライターを始める人も増えています。

Webライター(フリーランス)の平均年収は450万円

正社員として働くWebライターの平均年収は450万円。月給で計算すると37万5000円になります。

日本人の平均年収が433万円(月給27万7400円)なので、比較的稼げる仕事と言えるでしょう。(国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」

また、フリーランスのWebライターは、「ピンキリ」という言葉がぴったり当てはまる世界です。年収100万円の人もいれば年収1,000万円を超えるような人もいます。

Webライターはやめとけ?ひどい?稼げない?実態は?

Webライターをこれから副業で始めてみたい人が気になるのが、「副業Webライターとして一体どれくらい稼げるの?」ということですよね。

私自身のこれまでの経験や、周囲の副業Webライターの話などから判断すると、副業Webライターの収入目安は月収1万円から5万円程度です。

最初の案件を受注して1万円までがきつくて、多くの人が挫折してしまいます。「Webライターの時給は低いからやめとけ」と言われるのは、低単価からのスタートだからです。

副業で始めるWebライターの目標は、まずは月収5万円ということになります。

> フリーランスWebライターがやめとけ無理といわれる3つの理由|向いてる人の特徴とは?

Webライターの報酬=文字単価×文字数

Webライターの報酬は文字単価と文字数によって決まります。文字単価とは1文字あたりに付けられた金額のこと。

文字単価が低い仕事は1文字0.1円から、トップWebライターになると1文字10円というお仕事も存在します。文字数は、1記事あたり何文字の文章を制作するかということ。実際には3,000文字~4,000文字くらいの仕事が一番多いです。

例えば月収5万円を目指す副業ライターの場合、おおよその目標は次のとおりになります。

1記事あたり文字単価1円×3,000文字=3,000円。

3,000円×月間20記事=60,000円

クラウドソーシングサイトの手数料が20%なので60,000×80%=48,000円

文字単価1円の仕事を20記事納品する。月収5万円を目指すのであれば、このラインが目標です。

月収5万円を稼ぐ方法についてはのちほど詳しくお話します。

初心者から副業をするならWebライターがおすすめな3つの理由

初心者から副業をするなら、Webライターがおすすめな理由は以下の3つです。

  1. 在宅で稼げる
  2. 会社員経験を活かせる
  3. 正しく学べば確実にスキルアップできる

1.在宅で稼げる

Webライターの最大のメリットは、在宅でパソコン1台あれば稼げることです。安いパソコンで十分なので、初期費用はほとんどかかりません。

稼ぎやすい副業で人気なのは物販ですが、在庫管理や仕入れのための移動というデメリットがあります。

Webライターであれば基本は在宅なので、家事や育児をしながら仕事をすることができますよ。

2.会社員経験を活かせる

会社員経験を活かせることも、Webライターの大きな魅力です。たとえば、不動産会社で勤務していた人は「不動産ジャンル」の記事執筆ができます。

転職経験があるのであれば「転職ジャンル」という高単価なジャンルの記事執筆も可能です。

人生経験が豊富であるほど執筆ネタに困らないので、20代の若いライターと差別化ができます。

3.正しく学べば確実にスキルアップできる

パソコンが苦手で、文章を書く仕事をしたことがない初心者でもWebライターになれます。なぜなら、文章を書く練習をして、ライティングの基礎を正しく学べば確実にスキルアップできるからです。

読みやすい文章には型があるので、才能やセンスはほとんど関係ありません。Webライターは完全未経験からでも、独学で十分に稼げる副業なのです。

> Webライティングの独学勉強方法【初心者向け読みやすい文章を書く7つのコツ】

Webライターに向いている人の特徴4つ

Webライターに向いている人の特徴は次の4つです。

  1. 文章を書くのが好きな人
  2. 筋道を立てて説明するのが得意な人
  3. ひとりでコツコツ作業できる人
  4. 情報収集が得意な人

1.文章を書くのが好きな人

Webライターは文章を書くことで収入を得るお仕事なので「文章を書くのが好き」なことは重要です。

3,000文字程度の記事執筆のお仕事には最低でも2時間程度は掛かります。Webライターの仕事は、記事を生産することが求められる仕事です。

そのため、文章を書くのが好きな人ほど、成功できる可能性は高いでしょう。

2.筋道を立てて説明するのが得意な人

Webライティングは、記事の構成を作成し、その構成に沿った文章を執筆することで行います。記事構成には、内容を誰にとってもわかりやすく伝えられる論理的な構成が必要です。

・学生時代に勉強を教えるのが得意だった

・道案内をして感謝された

こうした経験がある人は、Webライターに向いている人といえるでしょう。

3.ひとりでコツコツ作業できる人

Webライターの仕事は、PCの画面と向き合いながら文章を作成する仕事です。

ひとりでコツコツ作業できる人に向いている仕事でしょう。

4.情報収集が得意な人

Webライターの仕事では、受注するまで知識がなかったジャンルの文章を、書籍やWebサイトを調べながら執筆することもあります。Webライターの仕事において、「調べる」ことは必須の作業です。

日ごろから気になることをググったり、書籍を調べたりするのが得意な人はWebライターの素質があるといえるでしょう。

Webライターに向いていない人の特徴3つ

Webライターに向いていない人の特徴は次の3つです。

  1. プライドが高すぎる人
  2. スケジュール管理が出来ない人
  3. 営業をしたくない人

1.プライドが高すぎる人

Webライターのお仕事では、記事の執筆後に修正の依頼をされることがあります。中には、頑張って書いた記事について鋭く批判してくるようなクライアントもいます。

記事を厳しく批判されてしまうと、腹が立ったりするかもしれません。Webライターの仕事の中には修正依頼があるという、『割り切り』が必要です。

あまりにもプライドが高くて、修正依頼が受け入れられない人はWebライターとして仕事するのは難しいかもしれません。ちなみに、厳しい言い方をしてくるクライアントほどライターに期待していたりします。

クライアントにとっては、期待していないライターに細かく注意することは時間がもったいない行為です。次の仕事は違うライターに変更すればいいのですから。

「このライターは、本当はもっとやれるはず!」そう思って厳しく伝えていることがほとんどだったりします。

2.スケジュール管理が出来ない人

Webライターの仕事ではスケジュール管理能力は必須です。というのも、期日を守ることができないWebライターには仕事の継続依頼は来ないからです。

トップの漫画家先生のような「良い作品ができるまで待ってくれ」というのは通用しません。

実際、多くのクライアントから評価が高いのは「100点の記事を期日遅れで出すライター」よりも「80点の記事を期日内に出すライター」の方です。

3.営業をしたくない人

意外に思われるかもしれませんが、Webライターの仕事に営業力は必須です。

クラウドソーシングサイトに良い条件の仕事が掲載されると、数十名の応募が集まることはめずらしくありません。人気案件を獲得するためには、クライアントが「あなたを使いたい」と感じるような提案が必要です。

「ライティングだけやりたい。営業は絶対にしたくない」という人はWebライターのお仕事は難しいかもしれません。

そういった人には、アフィリエイトなどの副業ブログがおすすめです。

Webライター初心者が収入5万円稼ぐための5ステップ

webライター 独学

Webライター未経験者で40代からでも、月5万円までなら稼ぐことは可能です。特別なスキルや才能がなくても「必要な道具」と「クラウドソーシングサイト」があれば、月5万円は目指せます。

Webライター初心者が5万円を稼ぐための5ステップは次のとおりです。

  • ステップ①Webライターに必要な道具を準備する
  • ステップ②クラウドソーシングサイトに登録する
  • ステップ③単価0.7円以上の案件に応募する
  • ステップ④記事を執筆して納品する
  • ステップ⑤Webライターとしての初報酬をGET!

ステップ①Webライターに必要な道具を準備する

Webライターに必要な道具はPCです。Webライターの仕事にハイスペックなPCは必要ありません

Wordや、Googleドキュメントが動かせる程度のスペックならOKです。ざっくりいうと、CPUはCore i3、メモリ8GB、SSD256GBくらいあれば十分です。

例えば、これくらいのPCを選んでおけば数年間は戦ってくれるでしょう。

webライター 独学

ステップ②クラウドソーシングサイトに登録する

Webライターとしての仕事を受注するために、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

クラウドソーシングサイトはたくさんの企業がありますが、まずは業界最大手のCrowdWorks(クラウドワークス)とLancers(ランサーズ)に登録すれば、求人情報は十分入手できます。

> Webライター向けクラウドソーシングサイトおすすめ33選【初心者〜上級者】

ステップ③単価0.7円以上の案件に応募する

クラウドワークスやランサーズに登録できたら案件に応募しましょう。

数多くの種類の仕事案件がありますが、『単価0.7円以上の仕事』に絞って応募することをおすすめします。というのも、超低単価(単価0..7円未満)の仕事では、多くの時間を費やして記事を書いても報酬額が少なく消耗するだけで終わってしまいます。

> クラウドソーシングで受注率の上がる提案文の書き方とは?【テンプレ公開】

ステップ④記事を執筆して納品する

仕事が受注できたら、ようやくWebライターとしての執筆活動のスタートです。記事執筆における目標は『継続依頼』です。前述したとおり、Webライターの収入は「文字単価×文字数」です。

文字単価1円のWebライターが月収5万円を目指す場合、3,000文字の仕事を20本程度納品が必要です。

文字単価1円以上の案件を新規で20本も獲得することはかなり難しいことですし、防臭のチェック、提案文の作成など記事執筆以外の時間が掛かってしまいます。執筆記事数を増やすためには継続依頼が必要です。

一度仕事を受注したクライアントから継続して仕事を受注することで、新規案件獲得の手間を省き、多くの仕事を担当することが出来るようになります。また、Webライターとしての実力が認められれば文字単価アップの提案もしやすくなります。

文字単価が2倍になると、報酬は一気に2倍になります。ベテランのWebライターは継続依頼で納品数を増やし、さらに文字単価を上げることで大きな収入を得ています。

継続依頼を受けるために必要なのは、クライアントに喜ばれる記事を書くこと。Webライティングについて常に学ぶ姿勢が必要です。

> Webライティングの独学勉強方法【初心者向け読みやすい文章を書く7つのコツ】

ステップ⑤Webライターとしての初報酬をGET!

記事執筆が終わったら報酬をGETしましょう。各クラウドソーシングサイトで、締め日と振込日が設定されています。また、手数料は掛かりますがお急ぎでの振込に対応しているサイトもあります。

Webライターとしての報酬の受け取りには、楽天銀行がおすすめです。クラウドソーシングサイトから給与が振り込まれる際に振込手数料が掛かります。

楽天銀行への振込なら、クラウドワークスでもランサーズでも振込手数料を80%カットできるからです。(CrowdWorks:楽天銀行税込100円・他行税込み500円、ランサーズ:楽天銀行税込110円・他行税込550円)

> クラウドワークスの手数料は高すぎ?振込対策と手数料を抑える方法は?

Webライターに必要なスキルはWordPressの知識

すべてのWebライターが「文字単価が高い案件を受注したい」と考えています。そのため、クラウドソーシングサイトで好条件の案件が掲載されると、多くのWebライターで奪い合いになります。

高単価の案件を受注するためには、「このライターを使ってみたい!」と思わせるような、他ライターとの『差別化』が必要です。差別化に繋がる最善策が、ワードプレスブログの開設です。

ブログを開設することで、あなたの記事執筆能力をクライアントに提案できるポートフォリオ(記事のサンプル見本)になります。さらにワードプレスの入稿ができることで、単価アップの提案ができるのです。

「自分に仕事を任せてもらえたら、こんな記事を書けるし入稿作業もできますよ」ということをクライアントに示すことができるようになります。

僕自身もこれまで多くのクライアントに「ブログを見て、仕事を任せたいと思った」という言葉をもらっています。また、ブログの開設には、アフィリエイトなどのブログ収入が得られるというメリットもあります。

> 【Webライター初心者向け】WordPressの始め方とブログ運営の3つのメリット

まとめ:Webライター未経験から副業収入5万円を狙おう!

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最後にもう一度内容をまとめます。

  • Webライターには低スペックのPCで十分
  • 仕事を受注するためにクラウドソーシングサイトに登録しよう
  • 低単価案件に振り回されないように単価0.7円以上の案件に応募しよう
  • 継続依頼を目標に記事を執筆して納品しよう
  • Webライターとしての報酬は楽天銀行で受け取るのがおすすめ
  • 高単価案件の受注のためには、『ポートフォリオ』になるブログ開設が必須

未経験から始めても十分に稼ぐことは可能なので、まずは副業で月5万円を目指しましょう。

とはいえ、稼ぐイメージができないという人が多いはず。僕も初心者のころは、月5万円までが絶望的に遠かったのを覚えています。

稼ぐイメージを持つためには、具体的な単価と作業量を把握することが重要です。ということで、僕が実際にクラウドワークスで月10万円達成した実例を紹介します!

ぜひ下記の記事を参考に案件を受注して、稼ぐイメージを持ってほしいです。

> Webライター未経験30代から月10万円稼いだ方法【リアルな内訳金額を公開】

この記事を書いた人
ユウタ

ブラック企業で働くパパ向けにフリーランスで生きる方法を発信しています| 新卒で営業職に→残業月150時間→妻が育児ノイローゼに→36歳未経験でネットビジネスに挑戦→Web制作とブログで挫折→Webライターになって半年で月5万達成|現在SEOディレクター兼ライター|愛する妻と息子と娘の家族4人で幸せに暮らしてます

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