- 働き方を変えるためにフリーランスになろうと思っているんだけど……
- 「フリーランスはやめとけ」と言われる理由を知りたい
- 本気で働き方を変えたい、フリーランスの実態を教えて!
働き方を変えようとしている会社員の方が「フリーランスになるのはやめといたほうがいいのかな?」と、最初の一歩を踏み出せないケースは非常に多いです。
僕は14年勤めた会社を辞めて、フリーランスWebライターとして現役で活動しています。しかし特別なスキルや人脈がなかったため、独立した当初は仕事が受注できず、苦しい経験をたくさんしてきました。
そこでこの記事では、これから独立を目指したい方のために、メリットだけでなくリスクもしっかり理解できるよう、フリーランスの実態から向いてる人の特徴までまとめて解説します。
この記事を読めば「フリーランスになる前に知っておくべきこと」が全て分かります。
僕が36歳未経験からフリーランスとして独立したノウハウや経験を凝縮しました。いまの生活を変えるために、いつか独立したい人は最後まで読んでください。
またWebライターの仕事内容を知りたい方にはこちらの記事がおすすめです。
> Webライターとは?副業未経験からの始め方・仕事内容・必要なスキルを徹底解説
フリーランスWebライターがつらい、やめとけといわれる3つの理由

フリーランスWebライターがつらい、やめとけといわれる理由は次の3つです。
- 収入が不安定
- 社会的信用が低くなる
- 営業力が必要
1.収入が不安定
毎月固定で給料がもらえる会社員と違い、フリーランスの収入は不安定です。Webライターは、記事を納品した本数で報酬が決まります。
クライアントの都合で継続依頼が終了したり、体調不良や子どもの発熱によって作業時間が確保できなければ、収入がなくなってしまうのです。
僕も保育園の感染症対策で呼び出しが続き、案件を断らざるを得ないことがあり苦労した経験があります。
フリーランスWebライターになる場合は、収入面のリスクを考慮することが大切です。
2.社会的信用が低くなる
フリーランスは収入が不安定なので、社会的信用も低くなります。
たとえば、住宅ローンやクレジットカードなどの契約の場面で、返済能力がないと判断されて審査に落ちやすいです。僕は住宅ローンを組んだ後に、フリーランスになりました。
フリーランスになる前に、マイホームの購入などの将来設計をしっかりと立てるのがおすすめですよ。
3.営業力が必要
仕事を与えられる会社員と違い、フリーランスWebライターは自分で仕事を獲得する必要があります。そのため、自分で営業活動を行うのが苦手な人には厳しいです。
もし友人やコミュニティーの知人から、仕事を紹介してもらえるのであれば問題ありません。
とはいえ、仕事を紹介してくれる人脈なんてない人が多いはず。僕も人脈なしの状態から、最初はクラウドソーシングサイトから営業を始めました。
もともと営業職を14年間していたので、営業活動を行うことには苦手意識はありませんでした。
営業力やコミュニケーション力に自信がない方は、自分で仕事を取らなくとも、紹介してくれる人を見つけることが先決です。
> クラウドソーシングだけで脱サラできる?クラウドワークスで月10万稼ぐ方法
フリーランスは増えすぎている?やめたほうがいい?

2021年10月時点のフリーランス人口は1,577万人、経済規模は23.8兆円です。コロナ禍でフリーランス市場は大きく拡大しました。
「ライバルが増えているから独立はやめとこう」と考えている方がいるかもしれません。しかし、フリーランスとして独立するハードルが下がってきているので、チャンスだとも言えます。
実際に僕も「オンラインでパソコン1台あれば仕事ができる」環境が整っていたので、独立することができました。
Webライターのように在宅で仕事をするフリーランスは平均よりも年収が高く、作業時間も短い傾向にあります。働く時間や場所を選べて、自分に合った働き方をすることでより効率的に働けるメリットがあります。
> フリーランスにスキルなしでなれる?未経験30代から1年でWebライターになった方法
フリーランスはうざい、クズだと思われている?
Twitterでたまたま見つけたフリーランスで人生うまくいってますアピールしてるアカウントうざい
年収増えて子ども達の給付金もらえないアピール、くそうざい自分が人生うまくいってても、そういう人間にはなりたくないと思った
誰がそのアカウント見るのか謎
— すい(@suisuihui) 午後3:08 · 2021年11月13日
「フリーランス最高」という発信は、会社員へのリスペクトがないと捉えられるため、うざいと思われてしまいます。
フリーランスも会社員どちらもメリットデメリットがあるので、フラットに考えることが大切です。
僕は会社員14年、フリーランス3年目になります。もし過去の自分へアドバイスするなら「独身で実家暮らしなら会社員でバリバリ働け」「家族ができたならフリーランスで育児を楽しもう」と言いたいです。
フリーランスWebライターの末路は悲惨?後悔した実体験を紹介
独立した当初、フリーランスWebライターとして活動する前にWeb制作とブログに挑戦しました。結果はどちらも挫折。
Web制作は途中で飽きてしまい挫折、ブログは350記事書くも1円も稼げずに挫折してしまいました。その後、Webライターに転向したのですが、文字単価1円以下の案件で時給153円で消耗。
稼げなかった時期は、フリーランスになったことを収入面では後悔しました。しかし、勉強し続けたおかげで実績ができたので、フリーランスWebライターとしての活動を継続できています。
フリーランスWebライターの末路は、必ずしも悲惨なわけではありません。スキルアップしてクライアントに価値提供できれば、自由な働き方を実現することが可能ですよ。
フリーランスはなんとかなる?会社辞めて3年目の経過報告

僕は36歳未経験で会社員を辞め、フリーランスになって3年目ですが、いまのところなんとか生活できています。
フリーランスになったきっかけは、ブラック企業で14年間、月150時間以上の残業で体調を崩し、将来に絶望したことです。退職金と失業保険が約300万円あったので、思い切って退職しました。
第二子が産まれるタイミングだったので、転職は考えず在宅で育児をしながら働く方法を模索。そこで「フリーランスWebライター」という道を見つけました。
フリーランスという働き方が一般的ではない、10年前だったら厳しかったかもしれませんが、現在の環境であれば「なんとかなる」というのが会社辞めて3年目の実感です。
> 退職金いくらもらった?中小企業で勤続14年のリアルな金額を公開
フリーランスWebライターに向いてる人の3つの特徴
フリーランスWebライターに向いてる人の特徴は次の3つです。
- 知的好奇心が強い
- 自分に厳しい
- 家事育児を主体的にしたい
知的好奇心が強い
フリーランスWebライターは知的好奇心が強くないとスキルアップできないし、仕事の幅も広がりません。誰でもできる簡単な仕事はAIに奪われてしまうので、常に新しい知識を身につける必要があります。
そのため知的好奇心を強く持ち、スキルアップするために積極的に勉強や新しい案件にチャレンジすることが大切です。
僕は会社員時代にプライベートの時間に勉強したことがなかったのですが、独立を決めてから本を読み始めて、そこから社会人になってからの勉強の楽しさを知りました。
難易度が高くても積極果敢に挑戦できる知的好奇心が強い人は、フリーランスWebライターに向いています。
自分に厳しい
フリーランスWebライターのメリットは自由度が高いことですが、自由であるがゆえにサボろうと思えばいくらでもサボることができます。なので自分に厳しく、自主的に行動できる能力が必要です。
健康管理やスケジュール管理、お金の管理などすべて自分で管理する必要があります。
僕は会社員経験が14年間と長かったので、好きな時間に仕事ができる環境に慣れるまで時間がかかりました。
上司から注意されない環境だからこそ、自分に厳しく自己管理できる人がフリーランスWebライターに向いています。
家事育児を主体的にしたい
フリーランスWebライターの仕事はパソコン1台あればできるため、家事や育児を主体的にしたいパパにおすすめです。
納期さえ守れば仕事をする時間を調整できるし、打ち合わせもzoomでできるので外出する必要はありません。
僕の家庭は共働きなので、仕事の合間に掃除や洗濯をしたり、保育園から呼び出しがあった場合はすぐに対応できています。
共働きの子育て世代の方は、家事育児ができるフリーランスWebライターがおすすめですよ。
フリーランスWebライターに向かない人の2つの特徴
フリーランスWebライターに向かない人の特徴は次の2つです。
- 怠惰な生活をしたい
- 責任感がない
怠惰な生活をしたい
フリーランスWebライターは、仕事を発注してくれるクライアントと良い関係を構築しなければいけません。そのため「スケジュール管理して納期を守る」必要があります。
好きな時間に起きて、気が向いたら仕事をするという甘い考えは通用しません。
実際に僕もフリーランスWebライターになる前は、会社に行かなくていいから楽ができると安易な考えを持っていました。しかし、自分の力でお金を稼ぐのは難しいというのが現実でした。
フリーランスWebライターになれば、楽ができると考えている方にはおすすめしません。
責任感がない
フリーランスWebライターは、営業・執筆・請求などの業務のすべてを一人でこなす必要があります。個人商店の運営者になるため、経営者思考や責任感がない人は向いていません。
クライアントからは、あなたに発注すれば責任を持って仕事をやり遂げてくれると期待されています。最後まで責任を持って対応できる自信がない人は、フリーランスWebライターはおすすめしません。
フリーランスのなり方は難しい?
フリーランスになるための手続きは難しくないです。年金や健康保険の切り替え手続きをしたり、必要書類を準備すればフリーランスになれます。
具体的にすべきことは次のとおりです。
- 厚生年金から国民年金へ切り替え手続きをする
- 社会保険から国民健康保険に切替え手続きをする
- 開業届と青色申告承認申請書を提出する
> 会社員からフリーランスになった場合の年金や健康保険料は?切り替え手続きと対策法を解説
まとめ:フリーランスで働くのに必要なのは準備と心構え!

最後にもう一度内容をまとめます。
【フリーランスWebライターがやめとけといわれる3つの理由】
- 収入が不安定
- 社会的信用が低くなる
- 営業力が必要
【フリーランスWebライターに向いてる人の特徴3つ】
- 知的好奇心が強い
- 自分に厳しい
- 家事育児を主体的にしたい
フリーランスになるのに必要なのは準備と心構えなので、リスクをしっかりと把握して、思い切ってしチャレンジしましょう。
とはいえ、失敗するのが怖いという人が多いはず。僕も失敗したくないから何も行動できませんでした。でも10年後に「あのとき挑戦しとけば……」という後悔をしたくない気持ちが勝ったのです。
失敗する確率を減らすためには、具体的な長期計画を立てることが重要です。ということで、Webライターで未経験→月10万円達成したロードマップを紹介します!
ぜひ下記の記事を参考にして、フリーランスで成功してほしいです。