- クラウドソーシングサイトから直接契約に移行したいと思っているんだけど……
- どうやって契約をとればいいか分からない
- 本気で行動するから、仕事を取る方法を教えて!
クラウドソーシングから脱却したいWebライターが「どうやって直接契約すればいいの?」と案件獲得の方法がわからないケースは非常に多くあります。
僕は「Wantedly」というマッチングサイトに登録して、上場企業と業務委託契約を結べました。しかしWantedlyという選択肢を知るまでは、クラウドソーシングの手数料を払い続け、メンタルを消耗してきました。
そこでこの記事では、直接契約が初めての方でも案件獲得ができるよう、Wantedlyの登録から業務委託契約するまでまとめて解説します。
この記事を読めば「クライアントと直接契約をして仕事を進める方法」が全て分かります。
僕がWantedlyを利用して上場企業と直接契約したノウハウや経験を凝縮しました。クラウドソーシングから脱却したい人は最後まで読んでください。
また今からWebライターを始めたいという方にはこちらの記事がおすすめです。
> Webライターの仕事内容とは?年収や必要なスキルを解説【副業の始め方】
Webライターが直接契約する3つの方法
Webライターが直接契約するおすすめの方法は以下の2つです。
- ライター募集でTwitter検索する
- メディアに直接営業する
- Wantedlyに登録する
1.Webライター募集でTwitter検索する
Twitterで「#ライター募集」で検索すると、直接契約をしたい企業や個人とつながれます。
興味があればリプライや、DM(ダイレクトメール)で応募してみましょう。
またTwitterは企業や個人と直接つながれるメリット以外に、仕事を受注する際の名刺代わりになります。Twitterの発信内容で、アカウント主の人柄や仕事に対する姿勢がわかるのです。
そのため、WebライターにとってTwitter運用は必須になります。
2.メディアに直接営業する
Googleなどの検索エンジンで「ライター募集」で探して、メディアのお問い合わせページから連絡する方法があります。
あなたの書きたいジャンルのメディアに営業をかけていくのがおすすめです。
簡単に受注できないかもしませんが、コツコツ営業件数を増やしていきましょう。
3.Wantedly(ウォンテッドリー)に登録する
Wantedlyとは 、企業と求職者をマッチングする新しいカタチのビジネスSNSです。Wantedlyの特徴は、ベンチャー企業が多いため気軽にWeb面談ができます。フルリモート可能なWebライター案件が多数ありおすすめです。
実際に登録してすぐにスカウトがきて、1ヶ月以内に業務委託契約を結べました。
Webライターが個人契約をする手順【Wantedlyで直接取引した体験談】
Wantedlyを利用して企業と直接契約をする手順は以下の通りです。
- アカウント登録する
- プロフィールを作成する
- ライター案件を検索・応募する(スカウトを待つ)
- 面談(リモート可)
- 履歴書と職務経歴書の提出(不要な場合あり)
- 個人情報の取り扱いに関する同意書の提出
- 業務委託契約書の提出
- テストライティング(不要な場合あり)
- 執筆作業開始
- 請求書の提出
1.アカウント登録する
アカウントの登録方法は以下の通りです。
- メールアドレスで登録
- Facebookアカウントで登録
- Googleで登録
- Appleで登録
2.プロフィールを作成する
プロフィールの作成手順は以下の通りです。
- プロフィール画像とウォール画像を設定する
- キャッチコピーと自己紹介文を記入する
- この先やってみたいことを記入する
- 職歴と学歴を記入する
- スキルと特徴・実績を記入する
3.ライター案件を検索・応募する(スカウトを待つ)
案件の検索方法は以下の通りです。
- 職種から探す(編集、ライティングなど)
- 雇用形態から探す(正社員、副業、フリーランスなど)
- 地域から探す
- 特徴から探す(オンライン面談OKなど)
興味のある企業か見つかったら「話を聞きに行きたい」からエントリーしましょう。
またプロフィールを登録しておくことで企業からスカウトがくる場合もあります。
4.面談(リモート可)
興味のある企業にエントリーしたら、面談の連絡を待ちましょう。
Wantedlyはベンチャー企業が多いので、リモートでのカジュアル面談が特徴です。
オンラインでざっくばらんに肩の力を抜いて参加できます。
5.履歴書と職務経歴書の提出(不要な場合あり)
面談後に採用担当に、履歴書と職務経歴書を提出します。履歴書と職務経歴書はWEBで作成して、メールで送付して大丈夫です。
そもそも履歴書も職務経歴書も提出が不要な企業もあります。
6.個人情報の取り扱いに関する同意書の提出
企業が用意してくれる「個人情報の取り扱いに関する同意書」を確認して、署名押印します。データでもらった書類を印刷して、署名押印してPDFにスキャンしてメールで送付すればOKです。
7.業務委託契約書の提出
企業が用意してくれる「業務委託契約書」を確認して、署名押印します。製本された書類を2部郵送で送ってくれるので、1部は自分の控え、もう1部は署名押印して返送すればOKです。
8.テストライティング(不要な場合あり)
業務委託契約を交わしたら、テストライティングをします。企業によってはテストライティングなしで、いきなり案件に着手する場合もあります。
9.執筆作業開始
テストライティングを終えると本案件の開始です。ライティングレギュレーションとフォーマットに沿って執筆していきます。
10.請求書の提出
納品が完了したら締め日までに、請求書を発行しましょう。請求書の作成は「freee会計」がおすすめです。
確定申告用に会計ソフトを利用している場合は、利用している会計ソフトで請求書を作成できます。
Webライターが直接契約する際の注意点3つ
Webライターが直接契約する際の注意点は次の3つです。
- クラウドワークスで直接契約は規約違反になる
- ライター業務委託契約書が必要
- 請求書の作成が必要
1.クラウドワークスで直接契約は規約違反(継続案件は即終了)
クラウドワークスでは利用規約で「直接契約の禁止」「直接金銭授受の禁止」になっています。
第26条 規約違反への対処及び違約金等
弊社は、利用者が第8条第11項又は第16条第6項に違反した場合、当該利用者の登録解除等弊社が必要と判断する措置を講ずることができるものとします。また、弊社は、利用者に対し、違約金として、当該取引の報酬額に対するシステム 利用料相当額か金100万円のいずれか大きい方の金額(当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額の算定が不可能な場合は、金100万円)の支払いを求めること及び一切の法的措置(金銭賠償請求を含むがこれに限りません。)を講ずることができるものとします。
クラウドワークス利用規約
2.ライター業務委託契約書が必要
企業と直接契約する際は「業務委託契約書」を記入する必要があります。
SNSやWebサイトに匿名で応募している場合は、本名と住所の記入が必須なので注意してください。
3.請求書の作成が必要
クラウドソーシングサイトを利用した場合は請求書の作成は不要でしたが、企業と直接取引する場合は「請求書の作成」が必要です。
請求書のフォーマットは契約した企業に確認してみてください。
まとめ:クライアントと直接契約をして低単価Webライターから脱却しよう!
これまで「Webライターが企業と直接契約する方法」について解説してきました。
本記事の内容をまとめると次のようになります。
【Wantedlyを利用して企業と直接契約をする手順】
- アカウント登録する
- プロフィールを作成する
- ライター案件を検索・応募する(スカウトを待つ)
- 面談(リモート可)
- 履歴書と職務経歴書の提出(不要な場合あり)
- 個人情報の取り扱いに関する同意書の提出
- 業務委託契約書の提出
- テストライティング(不要な場合あり)
- 執筆作業開始
- 請求書の提出
まずはクラウドソーシングで実績をつけて、自信がついたら企業と直接契約の流れがおすすめです。
企業と直接契約するためには、クラウドソーシングでの実績が必須になります。
過去の執筆記事を提示してスキルをアピールしたり、ライティングスキルを証明したりする必要があるからです。
まずはクラウドワークスで文字単価3円の案件受注を目指してみましょう。
> クラウドソーシングで受注率の上がる提案文の書き方とは?【テンプレ公開】
上記記事では、テストライティングに合格するための提案文テンプレートがあるので、さっそく活用して高単価案件に応募してみてください。